自律神経へのアプローチ
2023.10.08 Sunday
現代にとても多い自律神経の乱れに対しての施術の一例です。
疲労やストレスなどがある場合、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスの調整が上手くいかない状態になり、身体に様々な症状が出てくることがあります。
※頭痛、めまい、軽い不安、眠れない、食欲不振、便秘など…
〜代表的な施術例として〜
*副交感神経を調整する頭や頭の後、目の周りのツボ
・百会(ひゃくえ、およびその周囲のツボ)、風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)
・攅竹(さんちく)、魚腰(ぎょよう)、太陽(たいよう)
*交感神経を調整する背骨の際にあるツボ
・夾脊(きょうせき)
*気持ちを落ち着かせるのに適した、腕の手首の近くにあるツボ
・内関(ないかん)
*「気」を高めたり「血液」の循環を良くする作用のある足にあるツボ
・足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)、etc...
などに鍼を打って身体を調整していきます。
使用する鍼は1番鍼(直径0.16mm)または2番鍼(直径0.18mm)の細い鍼を使用します。
その方のお体に合わせて鍼の太さや本数、置鍼時間(刺してから鍼を抜くまでの時間)を変えていきます。
またプラスαで、その方の体質に合わせて、良い方に導くと思うツボにも鍼を打ったりしています。
自律神経の状態が整い、身体の血流が良くなると、ホルモンの分泌が正常になってくるので、心身ともに正常な状態に戻ってきます。
ご参考になりましたら幸いですm(_ _)m。