アクア・コンディショニング
2015.10.21 Wednesday
アクア・コンディショニングは、PNFの理論に基づいた「水中運動」で、スイスのバッド・ラガツ(Bad Ragaz)による「リング・メソッド法(Ring Method)」の考え方を取り入れています。
また、この水中運動はリハビリの効果が高いことでも知られています。
当方では、この水中運動を温水プールにて「水中歩行」をメインに行います。
水中歩行の際は、受講者のレベルによりビート板なども使い、バリエーションを加えていきます(場合によってはその場で、水中ストレッチやワンポイント施療を行います)。
水の中には、陸の上には無い身体機能向上に導く様々な水の持つ物理的な特長があります。
例えば、「浮力」「水圧」「水の抵抗」などがそれにあたりますが、「水温」も運動時には考慮されなければならない重要な要素になっています。
アクア・コンディショニングでは、それらの水の持つ特性と水中歩行の際にPNF的(対角・螺旋)な動きを組み合わせることにより、身体の機能up&症状改善を狙います。
また水中を「ゆっくり」と歩くことにより速筋群へのアプローチや、浮力優位の状況では身体の関節に掛かる負担が少ない上、インナー・マッスルのアプローチや内臓へのアプローチも期待ができます。
期待出来る効果としては、、、
・筋肉のリラクゼーション
・身体の疲労回復
・関節可動域の向上
・筋力の強化
・循環器系の能力向上
・エアロビック効果
・身体バランス感覚向上
・マヒ筋の改善
・糖尿病の予防
などがあります。